注文住宅の住宅設計で失敗しやすいこととは何か?


浴室の換気に注意を払うようにしましょう

マイホームのために注文住宅を建てた際、浴室が風通しが悪い配置になってしまったという失敗が多く見られます。生活スペースとなるリビングの間取りを先に決めることが多いため、浴室の間取りを重視しない傾向にあるからです。風通しが良くない環境だと、湿気がたまりやすくなります。その結果、浴室の壁や床にカビが生えやすくなってしまいます。お風呂は仕事や家事で疲れた身体を癒すための大切な場所なので、こだわりを持って住宅設計したいものですよね。風通しを良くするには、こまめに換気ができる大きな窓を浴室内に設置するといいでしょう。風の通り道を作るために、窓は浴室のドアの対角線上に設置することが大事です。

掃除がしやすい素材にするのが大切

マイホームの住宅設計では、浴室の床や壁の色、素材を自由に選べます。デザイン性を重視して色を決める方は少なくありません。実は、浴室の壁や床の色によっては汚れが目立ちやすく、毎日の掃除が大変になるケースもあります。例えば、ブラック、ブラウンなどの濃いカラーを選ぶと石けんカスなどの汚れが目立ちやすいです。したがって、常にきれいに保つにはこまめな掃除が必要になります。汚れが目に付くのが嫌な方は、ホワイトやアイボリーなどの明るい色を選ぶと良いでしょう。明るい色合いを選ぶことで、浴室全体を明るく清潔に見せることができますよ。また、どうしても落ち着いたカラーを取り入れたいなら、壁や床に部分的に入れると良いですよ。あるいは、汚れが付きにくい素材にするのもおすすめです。

二世帯住宅は二つの世帯が一緒に暮らすので、関わる家族すべてに影響が及びます。建てる際にはどちらかの世帯だけではなく、双方の世帯みんなの意見を聞いてよりよい家を建てていく必要があるのです。